野菜ソムリエノート

おすすめ書籍その1

インターネットでも様々情報を入手できますが、やはり本の情報も手元ですぐ見れるし、メディアとしては欠かせないもの。
今回は、ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスターの講座で使った書籍をご紹介します。
資格を取りたいけど、事情があって取れないのだけど、同じものを持ちたい・・・ともしお考えの方は、これらの書籍を参考にしてみてくださいね。
どれも私達野菜ソムリエが持っていて(受講料に含まれています)、今でも立ち返って読む本ばかりです。(2007.8.23)

新ビジュアル食品成分表〔増補版〕

新ビジュアル 食品成分表(増補版)―食品解説つき
食品関連の学校や職場に行かなかったので、食品成分表を手にするのは、家庭科のサブテキストとして購入した時以来です。
文部科学省の学術審議会資源調査分科会が見直した五訂増補成分表で、2000年度に公表されたものから見直されたものが、反映されています。

野菜・果物の成分値を調べてると、上の段の、ピックアップされた食品の解説などをついつい読み耽ってしまい、あっという間に時間が経っていることもあります。コラムもあったりして、読み物も楽しい。
市販加工食品やファストフードも、具体的に例えばククレカレー」とか「じゃがりこ」とかのナトリウムや脂質などの含有量も記載されているので、食生活を改善したい人も、これを眺めて自分に言い聞かせることができそう。
モスバーガーとかロッテリアとかケンタッキーとかも載ってますが、某巨大ハンバーガーチェーンは載ってないのは、先方が拒否したのかしら・・・。

食品の衛生や安全についても判りやすくまとめられていて、食品にかんするバイブルと云っても過言でないと思います。
一家に一冊あると便利です。

花図鑑 野菜

花図鑑 野菜 (草土 花図鑑シリーズ)
葉菜類、果菜類、根菜類、中国野菜、京野菜、香辛野菜、山菜・野草、キノコなどの分類で、各野菜についてプロフィールや、食べ方・効能、育て方に鮮明な画像が添えられていて、まさに図鑑として重宝しています。
ベジフルカルテに必要な項目も、これを見て記載しています。

また一品目に対して、品種が多数ある場合には、それぞれの画像と特徴も記載されているのもありがたい。レタスの項目にもサニーレタスやサラダ菜以外にも、珍しいマロンレタスや茎チシャなど合計10種類が紹介されていたり。

育て方にも、丁寧なイラストが添えられているので、いつの日か自分でも育てる夢がかなった時にもきっと役立つ筈です。

このシリーズで「果物」も出してくれると嬉しいなあと願っております。

野菜のソムリエ「ベジフルキッチン」―栄養と保存と調理の知恵

野菜のソムリエ「ベジフルキッチン」―栄養と保存と調理の知恵

こちらは特にテキストとして授業で使うことは無く、受講者への協会からのプレゼントでしたが、ベジフルカルテを作成するに当たり、大いに助けられました。

主な野菜・果物の概要、旬、見分け方、栄養、保存方法も解説もそうですし、調理メニューの例が、ベジフルカルテのレシピ開発の大きなヒントになりました。

写真も鮮やかですが、イラストも品よく、野菜・果物の生き生きとした鮮やかさを演出していて、こちらも持っておきたい一冊。
執筆陣も、既に第一線で活躍している野菜ソムリエたちで憧れます。
講座を受講して、野菜ソムリエに合格したご褒美のようなプレゼントは、大切に使いたいと思っています。

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